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「クジラさん安らかに」 和歌山・太地の博物館で供養祭

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「クジラさん安らかに」 和歌山・太地の博物館で供養祭

供養祭で慰霊碑に手を合わせる職員=和歌山県太地町

 和歌山県太地町の町立くじらの博物館で、飼育中に死んだ鯨類などの冥福を祈り、飼育している動物の長生きを祈念する供養祭が、館内の慰霊碑前で営まれた。

 供養祭は、同館が開館した昭和44年4月2日の記念日に合わせて、約30年前から毎年行われている。供養されたのは、この1年で死んだコビレゴンドウやバンドウイルカなど16頭。そのうち、マダライルカは12頭で、低水温が続いたのが原因とみられるという。魚類は135種類約2千匹のほか、クラゲやエビなども含まれている。

 供養祭には職員約30人が出席。同町の東明寺住職による読経に続いて、職員らが慰霊碑に静かに手を合わせた。

 同館では現在、鯨類51頭、魚類やエビなど約900匹を飼育。最も長寿は、オスのハナゴンドウ(推定20歳)で14年間飼育されている。林克紀館長は「死んでしまった動物に感謝し、現在飼育しているクジラなど気をつけて管理していきたい」と話した。

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