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「幸せになれる作品」 宝塚宙組新トップ、朝夏まなとお披露目公演「TOP HAT」が初日

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「幸せになれる作品」 宝塚宙組新トップ、朝夏まなとお披露目公演「TOP HAT」が初日

 宝塚歌劇団宙組新トップスター、朝夏(あさか)まなとさんのお披露目公演「TOP HAT」(脚本・演出、齋藤吉正氏)が25日、大阪・梅田芸術劇場で開幕した。米ハリウッドのミュージカルスター、フレッド・アステアの名作ラブコメディーを英国で舞台化。日本初演が今回の宝塚版となる。

 見どころである華麗なタップダンスをはじめ、歌や軽快な芝居を見せた朝夏さんは「いよいよ始まりました。皆さんの笑顔や拍手を励みに日々努力し、宝塚版を盛り上げたい」とあいさつ。カーテンコールでは「皆さんもタップを踏みたくなったのでは。帰り道、転ばないようにこっそり踏んでください」とちゃめっ気たっぷりに話した。

 初日のこの日は、9月に同作の来日公演を実施する英国オリジナル版のプロデューサー、ケニー・ワックス氏が夫人と来日して観劇。終演後に朝夏さん、トップ娘役、実咲凛音(みさきりおん)さん、演出家の齋藤吉正氏とともに記者会見した。

 ケニー氏は「英国外では初の公演です。宝塚版ならではの部分もあり、楽しみました」。新トップ・コンビには「(この舞台を上演するにあたり)多くの課題を乗り越えたことをお祝いしたい。2人は本当のスター。圧倒されました」とたたえた。

 新トップの朝夏さんは「無事に初日の幕が開いてホッとしています」とし、初日の出来映えに満足している聞かれると「はい!」と満面の笑み。「明日からはもう少しリラックスできるように。皆さんの反応で新しい発見もありました。明日からも楽しみ」。実咲さんも「皆さんと一緒に幸せになれる作品だと肌で感じました」と話していた。

 またこの日は、一幕、二幕ともに舞台装置の点検により、開演が遅れた。特に二幕は約30分遅れての上演で、宙組組長の寿(ことぶき)つかささんが本編終了後の初日のあいさつで「開演が遅れ、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません」とわびた。関係者によると、初日であり、今回のセットの構造が複雑であることと、このほど堂本光一さん主演舞台で事故があったこともあり、慎重を期したという。

 30日まで。東京・赤坂ACTシアターで4月5日~20日。

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