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「橋下氏に名指しで批判され、つらかった」陰山英男教育委員長 辞職表明会見の一問一答

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「橋下氏に名指しで批判され、つらかった」陰山英男教育委員長 辞職表明会見の一問一答

大阪府教育委員会の陰山英男委員長=11日午後、大阪市中央区(山田哲司撮影)

 パワーハラスメント発言による騒動の責任を取り、12日に辞職した大阪府教委の中原徹前教育長に続いて、今月末で辞職する意向を13日の緊急記者会見で表明した陰山英男教育委員長の主な発言と一問一答は次の通り。

 「今朝、松井一郎知事と会った。知事からは乗り切ってもらえないかと要請された。市町村教委との調整などを考えると非常勤の私の手には負えず、受けるのは困難だと断った。そこで、知事からは辞職を促された。新体制発足のためには、私がいない方がよいというのも一つの考え方。知事には『結構です』と話した」

 --教育委員が次々と辞めている。投げ出しにあたるのでは

 「ここまで、いろいろな問題がある中、精神面、身体面、経済面で多大な負担をしている。これになおかつ、常勤でないとやれない仕事を非常勤のまま受ける方が無責任だ。私としては中原氏の改革を応援してきたつもり。ある職員が『(中原氏の指示が)きつい』と言っていたが、問題化するより、職員を励ましていくというスタンスを取った。よい解決方法だとは思わないが、中原氏が辞職したことで、私がやらなければいけないことは一応クリアできた。知事の提案を素直に受け止めた」

 --橋下徹大阪市長からは、陰山氏に対する強い批判が繰り返された

 「学校内人事を教員間の選挙で決めていた問題では実態把握が甘かったところはあるかもしれない。ただ、橋下氏だって3年も市長をしている。『大阪市はどうなんだ』と言いたい。知事時代の橋下氏は好きだった。その彼に名指しで批判され、つらかった」

 --新しい教育委員会制度についての考えは

 「新しい教育長は強力な推進力を持つ。良い方向に向いているときは良いが、住民がしっかり教育行政を見ていないと、とんでもないことになる」

 --教育委員就任以来の取り組みをどう評価する

 「本当に試行錯誤の中にあった。評価がプラスかマイナスかは、今後の結果に委ねられる」

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