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【大津中2自殺】大津市議会が和解議案可決、17日に地裁で受け入れ表明へ

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【大津中2自殺】
大津市議会が和解議案可決、17日に地裁で受け入れ表明へ

 大津市で市立中2年の男子生徒=当時(13)=が自殺したのはいじめが原因だったとして、遺族が市などに損害賠償を求めた訴訟をめぐり、大津市議会は13日、大津地裁から示された和解勧告を受け入れる議案を全会一致で可決した。市は17日に地裁で開かれる口頭弁論で、和解受け入れを表明する。遺族側も勧告を受け入れれば、和解が成立する見通し。

 和解勧告では、市が設置した第三者調査委員会の報告書に基づき、「プロレスごっこ」と称してたびたび暴行された▽顔や手足に粘着テープを巻かれた-などのいじめ行為を認定。文部科学省がいじめ問題に対する通達を出し、いじめによる自殺の報道もあったことから、教師らはいじめで生徒が自殺することは予見できたとした上で、「適切に対応していれば男子生徒は自殺に至らなかった」として、市側の賠償責任を認めた。市側は遺族に1300万円の和解金を支払い、自殺を防げなかったことなどを謝罪する。

 議案可決を受け、越直美市長は「議決はゴールではない。亡くなった生徒のつらさを忘れてはいけない。これまでの取り組みをさらに進めたい」と述べた。

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