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「おかげさまで、孫が大学に」 遭遇確率0・47パーセントという幸運の「大吉」タクシーとは…

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「おかげさまで、孫が大学に」 遭遇確率0・47パーセントという幸運の「大吉」タクシーとは…

大吉タクシーの車内に掲げられた俳句

 「お客さん、実はこれ『大吉タクシー』なんですよ」

 京都大入試の2次試験があった2月26日の朝、取材先に向かうため乗り込んだタクシーで、男性運転手が突然、話しかけてきた。

 「乗ったお客さんに幸運を呼ぶタクシーなんです」と語る運転手に、開運グッズが入った小袋を手渡され、ふと助手席の裏に目を移すと「春近し 願いごと叶う さくら咲く」という俳句が書かれたプレートが掛けられていた。

 大吉タクシーとは、京都市南区の「都タクシー」が平成21年から導入している特別仕様のタクシー。同社のグループが所有する約540台のうち40台程度を、1月中旬~2月末までの受験シーズン限定で大吉タクシーとして運行している。毎年、受験生の宿泊するホテルなどから問い合わせが殺到するそうだ。

 “御利益”も確かなようで、利用した受験生やその家族から、後日「おかげさまで、孫が大学に合格できました」「沈んでた気分が良くなりました」といった、感謝の電話や手紙も多く寄せられるのだという。

 特別仕様のタクシーといえば「ヤサカグループ」(同市下京区)の、シンボルマークの緑のクローバーを四つ葉にしたタクシーも有名だが、大吉タクシーは、外から見ると同社の普通のタクシーと全く変わりなく、運転手の説明や、助手席裏のプレートを見ることで、初めて気付く仕組みだ。

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