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【軍事ワールド】その名も「砂漠の芋虫」…「イスラム国」反撃にクルド人部隊が繰り出した“手作り戦車”

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その名も「砂漠の芋虫」…「イスラム国」反撃にクルド人部隊が繰り出した“手作り戦車”

 米ニューズウイーク電子版などによると、イラク北西部を制圧して勢いに乗るイスラム国が、クルド人の住むシリア北部の都市コバニへの攻撃を始めたのは昨年7月。イラク正規兵を潰走(かいそう)させ、その兵器を奪ったイスラム国の戦闘員たちがこの街を堕とすのは時間の問題と関係各国は覚悟したが、この予測は覆された。

 十分な武装もないクルド人の民兵組織、人民防衛隊(YPG)と街に残された住民たちが立ち上がり、攻防戦を展開したのだ。この陸戦に呼応する形で、有志連合もコバニ周辺のイスラム国拠点を空爆。さらには国籍や政治信条を超えて周辺各国からクルド人兵士が集結したという。こうした戦闘のなかで、クルド人部隊は独自の「戦車」を作り出した。

スターウオーズの戦車

 動画サイト「YouTube」では、クルド人部隊が地雷や対戦車ロケット弾を用いてイスラム国の戦車(冷戦期のソ連もしくは中国製)を破壊する映像が公開されている。しかし実は、その戦車を喉から手が出るほど欲しがったのが他ならぬクルド人部隊で、他国からの供与がないため、ついに自分たちで作り上げた。

 それが「サンドクローラー」なのだ。ちなみにサンドクローラーとは映画「スターウオーズ」に登場する架空の巨大な乗り物だが、外観はまさに名前通り。映像では実際に戦闘に投入され、1両が敵に破壊された様子も映し出している。

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