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「なかったこと」にされた女性教員盗撮カメラ 隠蔽、ハンマーで破壊 大阪市立小の校長、教頭処分 

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「なかったこと」にされた女性教員盗撮カメラ 隠蔽、ハンマーで破壊 大阪市立小の校長、教頭処分 

 大阪市立小学校で昨年7月、女性教職員の更衣室で盗撮用カメラとみられる機材が見つかったのに、同校の男性教頭(47)が廃棄したことが5日、市教委への取材で分かった。男性校長(58)も報告を受けたが調査など対応に動かなかった。発見した女性教諭が対応を問題視した同9月まで2人は市教委に報告せず、隠蔽していた。

 教頭は校長が「犯人捜しはしたくない」と消極的だったため、廃棄したと説明。市教委は問題の経緯解明を妨げたとして、教頭を2月1日から停職2カ月、校長を3月20日から停職1カ月の懲戒処分とした。

 調査に対して教頭は「校長が『なかったこと』にしたがっていると思った」と述べ、校長は「頭が真っ白になり、本来の役割から逃げた」と話している。

 市教委の調べでは、昨年7月25日、女性教諭がレンズの付いた黒い名刺大の箱が床に落ちているのを発見、教頭に渡した。教頭は同日中に校長に報告した。

 教頭の説明によると、自宅に持ち帰り、パソコンに接続して確認したところ、盗撮画像は記録されていなかったという。校長に報告したが、指示がなかったためハンマーで破壊した。

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