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頼みの3DS不振、WiiU伸び悩み 任天堂、成長への道筋見えず

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頼みの3DS不振、WiiU伸び悩み 任天堂、成長への道筋見えず

 平成27年3月期の営業利益予想を半分に引き下げた任天堂。これまで業績を牽引してきた携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の不振が鮮明となった。3DSは海外で低迷が続いているうえ、国内では昨年10月に発売した新型が年末商戦で奮わなかった。

 3DSは国内ではすでに1870万台を販売し、需要のピークは過ぎている。海外ではまだ伸びしろがあるが、もともと携帯型ゲーム機の人気が高くなく据え置き型ゲーム機が主流だ。このため、「WiiU(ウィー・ユー)」に期待が集まるが、ライバル・ソニー「プレイステーション4」に販売台数で大きく差をつけられている。

 値下げなど思い切った施策が求められるが、大阪市内で会見した岩田聡社長は「コストを度外視した販売戦略はとらない」と説明し、収益改善を優先する姿勢を鮮明にした。

 WiiUの弱みはソフト不足とされる。本体販売が伸びないためソフトメーカー離れが進むという悪循環から抜け出せていない。こうした状況に対し岩田社長は、「WiiUはまだ終わっていない。遊んだ人の評価は高く、これを積み上げたい」と強調。未発表のゲームタイトルが複数あることも明かした。

 しかし、投資家からはスマートフォンへのゲーム提供や新型ゲーム機を望む声が高まっており、任天堂に残された時間は決して多くない。(藤原直樹)

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