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【わが社のオキテ】「謎解きゲーム」で人材発掘へ…大喜利や麻雀導入も検討 「素」を見るタケモトデンキの採用試験

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【わが社のオキテ】
「謎解きゲーム」で人材発掘へ…大喜利や麻雀導入も検討 「素」を見るタケモトデンキの採用試験

タケモトデンキの創立記念日の式典で配布された謎解きゲーム=昨年11月(同社提供)

 人材は宝-。企業の活力の源泉が「人」であることは、昔も今も変わらない。国内市場の縮小、グローバル化の進展と経営環境が激変し、求められる人材が多様化するなか、企業の新卒採用にも工夫が求められている。計測制御機器メーカーのタケモトデンキ(大阪市淀川区)はチームで協力してクイズを解く「謎解きゲーム」を採用試験に導入することにし、多様な人材の確保に動いている。謎の暗号を解く問題、「答えのない」クイズ…。発想力、着眼点、チームワークを問うことで“とがった人材”の発掘を目指している。

ゲームでみえる本性

 「社長は預かった。会場に仕掛けた謎が解けたら解放してやる。制限時間は20分だ」

 昨年11月、大阪市内のホテルで開かれたタケモトデンキの創立記念日の式典。突然会場の明かりが消え、仮面を付けた「怪盗」を名乗る謎の男からのメッセージフィルムが流された。倉庫に“監禁”された社長の姿も映し出された。

 会場がざわつくなか、各テーブルに配られたクイズは5問。26文字のアルファベットが無規則に散らばった紙、四角の枠の中に100文字近くの漢字が書き込まれた紙、など問題用紙には一見しただけでは何を問われているか分からない事柄が書かれている。

 暗号のようなヒントをもとに10人程度のグループごとに解読に挑戦。脱落するグループもあるなか、数グループが問題に隠された同社の新しい製品ブランドを発見。見事に謎を解き、社長の「解放」につなげた。同社が今春から新卒採用試験で義務付ける「科目」のデモンストレーションだ。

解答までの過程に注目

 「『優秀』ではなく『生命力』のある学生を採用したい。従来と同じやり方では人は集まってこない」

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