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【経済裏読み】マンモス復活や歯医者いらずの絆創膏…近大の今年の年頭広告は「マグロどころじゃない」宣言

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【経済裏読み】
マンモス復活や歯医者いらずの絆創膏…近大の今年の年頭広告は「マグロどころじゃない」宣言

近大の今年の全面広告

 マグロどころじゃない大学へ-。もはや新年の恒例となった感もある全国紙(関西版)などに3日載った近畿大学の全面広告は、世界初の完全養殖の成功で知名度が全国区になった近大マグロ以外の研究の発信強化を宣言した。広告はアップになったマグロがぎょろりとにらみ、「マグロ大学って言うてるヤツ、誰や?」とすごむデザイン。大阪ガスの子会社とマレーシアで生産導入試験を進めるバイオコークスは国内で本格稼働すると6千億円市場に成長とみられるといい、近大は「有望な研究はごろごろある」と強気だ。(松岡達郎)

 新年の宣誓広告

 近畿大学は毎年、年頭の「決意表明」と位置付けて新聞各紙に全面広告を掲載している。過去には空港でマグロがずらりと“駐機”したデザインで「世界がそうくるなら、近大は完全養殖で行く。」とアピール。世界的にマグロの未成魚などの漁獲制限が強化されるなか、稚魚を捕まえて大きく成長させて出荷するのに比べ、卵から生魚にまで育てる完全養殖は天然資源の保護の観点で意義があることを強調した内容だ。

 また、ある年はプールで競泳選手に混じってマグロが先頭を泳ぐデザインで「先頭を突き進む。近畿大学」とぶちあげた。

 そして昨年は山の頂から巨大なマグロが天を仰ぎ、「固定概念を、ぶっ壊す」と宣言した。関西で「関関同立」(関西大学、関西学院大学学、同志社大学、立命館大学)を他の私立大学の上位に位置付ける序列に挑戦状をたたきつけ、日本新聞協会の新聞広告賞に選ばれている。

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