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【経済裏読み】儒教の国・韓国の老人への優しさ度は「世界50位」の低ランク…子供に貢いでも捨てられる「新・姥捨」

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【経済裏読み】
儒教の国・韓国の老人への優しさ度は「世界50位」の低ランク…子供に貢いでも捨てられる「新・姥捨」

ウォン高で製造業が苦しみ株価に下押し圧力のかかる韓国市場。株価が低迷すれば、資産も増えにくい(AP)

 老後の備えが切実な問題になっている日本だが、韓国の高齢者が置かれた状況はさらに過酷のようだ。約25年前に年金制度がようやくできた国だけに、65歳以上の約3分1の人しか年金を受けていない。しかも50歳半ばには会社を去り、再就職先を探すサラリーマンの多い韓国にあって、景気低迷で働く場所を見付けることさえ困難になっている。親の面倒をみきれない若年層も増えており、このまま家計の支えが細っていけば、高齢者は生き地獄を見かねない。  

「所得の安定」はベトナム、中国以下

 韓国の高齢者が国際的にみても、厳しい境遇にあることが分かった。

 国連人口基金(UNFPA)と国際非政府組織「ヘルプエイジ・インターナショナル」が秋に公表した高齢者の住み安さを総合的に評価した「グローバルエイジウオッチインデックス」という指数。それによると、2014年は対象96カ国・地域のうち韓国は50位にランクされた。

 アジア諸国の中では、日本(10位)、タイ(36位)、スリランカ(43位)、フィリピン(44位)、中国(48位)よりも下位にあり、韓国は高齢者にとって住みよい国とは言えないそうだ。

 個別評価では韓国は「能力・素質」が19位と比較的高く評価されて、ベトナム(71位)や中国(38位)を上回ったが、「所得の安定性」が80位と極めて低いレベルにあったことが、総合ランクを引き下げた。

 「所得の安定性」で韓国より下位にあるのはドミニカ共和国(81位)やホンジュラス(84位)、インドネシア(86位)、カンボジア(89位)、ナイジェリア(90位)などの国々。ちなみに総合ランクのトップ5は、1位がノルウェー、2位スウェーデン、3位スイス、4位カナダ、5位ドイツ。最下位の96位はアフガニスタンだ。

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