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【正直に生きる】文美月(1)子育て、起業、帰化…「人はいつでも変わることができる」 

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【正直に生きる】
文美月(1)子育て、起業、帰化…「人はいつでも変わることができる」 

 安倍政権は成長戦略の柱のひとつに「女性の活躍」を掲げている。しかし多くの女性が結婚、出産を機に仕事をやめ、小さな子供がいる女性の再就職は難しいのが現状だろう。主婦から起業し、大阪でヘアアクセサリーの製造・販売を手がける会社を手掛ける文美月さん(44)も、かつてそうした一人だった。主婦として、在日3世として、さまざまな「壁」と闘ってきた文さん。女性が輝ける社会をいかに築くのか。その「歩み」を語ってもらう。

開き直ってできた「起業」

 今年の夏のある日。私は、「アジア女性社会起業家セミナー」でITマーケティングの講演をするためにタイのバンコクにいました。アジア各国の社会問題や、その解決に取り組む女性たちが集まり、国を超えたネットワークを作ることを趣旨としたセミナーです。日本、韓国、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーから集まった女性起業家たちが3日間、それぞれの取り組みを発表しました。

 依頼を受けたのは、「インターネットでどう商品やサービスを売るか」というテーマでの講演。ネットを使えば、世界に文化を発信したり、伝統品などを販売したりすることができます。講演では、日本で13年間、Eコマース(ネット通販)事業に携わってきた経験を語りました。不得手な英語での講演を、他の参加した女性に助けてもらいながら、なんとか乗り切ると、講演後には質問が相次ぎ、「興味深い話だった」と声をかけてくれた人もいました。

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