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邪馬台国は琵琶湖畔にあった!? 宮城の元図書館長が大胆な新説 「近江にいた弥生の大倭王」発刊

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邪馬台国は琵琶湖畔にあった!? 宮城の元図書館長が大胆な新説 「近江にいた弥生の大倭王」発刊

「近江にいた弥生の大倭王」著者の千城さん

 畿内説や九州説など所在地論争の熱い邪馬台国が「琵琶湖畔にあった」との説を唱える書籍が、滋賀県彦根市のサンライズ出版から発刊された。「近江にいた弥生の大倭王」で、著者は元宮城県図書館長の千城央(ちぎ・ひさし)さん(68)=同県多賀城市。当時の日本を指した「倭」が、交易の盛んだった「市」に通じると解釈し、大胆に琵琶湖畔説を展開している。

 千城さんは、弥生時代を5つの時期に分類し、大陸の情勢をはじめ日本各地の生産活動や交易、資源、気象状況などを丹念に追った。また、稲作や青銅器・鉄器文化の進展状況などを現在の都道府県ごとにまとめ、邪馬台国の所在地の検討を重ねた。

 これらをもとに、邪馬台国は日本海と瀬戸内海の接点で東国と西国の中間、水運と陸運に恵まれた地にあったと推定。それは、琵琶湖畔の守山市近郊ではないか、と指摘した。

 また、当時の日本の辺りを指す「倭」について、訓読みが「い」であることに着目し、「市(いち)」に通じると分析。邪馬台国は「市」の一大中心地として栄え、「大倭王」は「おおいちおう」と読む、としている。

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