産経WEST

JR脱線、現場マンションの保存最終案を説明 壁の一部をガラスに

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


JR脱線、現場マンションの保存最終案を説明 壁の一部をガラスに

説明会で出席者に公開された保存案のイメージ図

 乗客106人が死亡した平成17年4月のJR福知山線脱線事故で、JR西日本は29日午前、兵庫県伊丹市内のホテルで負傷者への説明会を行った。電車が衝突した現場マンションの保存最終案とイメージ図を提示した。JR西は遺族や負傷者らの意見を踏まえ、最終的な整備計画を決定。来年度に着工し、完成には3年程度かかると見込んでいる。説明会は非公開。午後には遺族を対象に説明会を行い、30日も同様に開く。

 JR西は今年7月、事故の痕跡が残るマンション4階部分(高さ約15メートル)まで保存する整備案を提示。4階から3階、2階、1階と階段状にし1階部分はすべて残す案で、「マンションを見ると事故を思いだしてつらい」といった声に配慮し、全体を緩やかな弧を描いた屋根で覆う案だった。

 これに対し、遺族らから「運転士からもマンションがもっと見えるように」といった意見が複数寄せられたため、JR西は整備案の一部を見直し、この日の説明会で最終案を示した。

「産経WEST」のランキング