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【サッカーなんでやねん】「内戦状態」と豪州紙に評された「FIFA」のお粗末ぶり…買収疑惑の調査報告書巡り倫理委2トップが対立 要約版公開で泥沼化

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【サッカーなんでやねん】
「内戦状態」と豪州紙に評された「FIFA」のお粗末ぶり…買収疑惑の調査報告書巡り倫理委2トップが対立 要約版公開で泥沼化

 2018年と22年のワールドカップ(W杯)招致に絡んだ買収疑惑の調査報告書問題が泥沼化している。公開内容をめぐって国際サッカー連盟(FIFA)の独立組織である倫理委員会の2部門のトップが対立し、欧州連盟(UEFA)の関係者がFIFAからの脱退を示唆する事態にまで深刻化。豪州紙「THE AGE」(電子版)は「FIFAは内戦状態にある」と報じた。

外圧に屈し、報告書の要約版公開したが、それが新たな火種に

 以前にも書いたが、日本や韓国も参戦した両W杯は招致合戦が過熱。18年大会のホスト国となったロシアと22年大会を射止めたカタールを中心に、さまざまな買収疑惑が報じられてきた。倫理委員会は今年9月に調査報告書をまとめたが、ブラッター会長が「関係者のプライバシーを守るべき」と非公開の意向を示し、欧米メディアなどから批判が噴出していた。

 こうした“外圧”に屈する形で、倫理委員会の裁定部門のトップを務めるエッカート氏が13日、声明とともに430ページあるとされる調査報告書を約10分の1にまとめた42ページの要約版を公開。「招致活動を行った国の規制違反は制限された範囲で、開催地の再選考に至るほどの不正はない」と結論付けた。しかし、調査部門のトップとして報告書を作成した元米連邦検事のガルシア氏が「報告書に記載されている事実や結論と異なる点がいくつもある」とすぐさま反論。FIFAの上訴委員会へ告発する意思を示す事態となった。

欧州が脱退?…FIFAは鎮静化に躍起

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