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【著作権法違反事件】スクエニ社の交渉態度が悪質? 大阪府警は「無断使用」と判断

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【著作権法違反事件】
スクエニ社の交渉態度が悪質? 大阪府警は「無断使用」と判断

 著作権法は小説や音楽、映画などの著作物を保護する一方、著作権者の許諾を得ない引用も認めている。しかし、その場合は「出所を明示する」「引用部分が区別されている」などが必要とされる。

SNK社「ないがしろにされた」

 著作権に詳しい桑野雄一郎弁護士(第二東京弁護士会)は「出版業界では当事者間で事前に交渉したり、金銭を支払ったりして民事上の解決をみるのが普通」としながらも、「(SNK社が)刑事事件化を求めたのは、それだけ交渉態度などが悪質だと受け止めたのだろう」と推測する。

 実際、SNK社は通知書の中で「単行本には、あたかも許諾したかのような表示まである。他社には許諾を得ているようで、ないがしろにされた」と指摘し、厳しい姿勢を示していた。

 また、書類送検された16人のうち、スクエニ社の一部社員らは以前から、許諾を取っていないのを気付いていたとされる。

 桑野弁護士は「最初に許可を取りさえすればよかった話。せっかく世に出た人気作品がこうした経緯で消えてしまうとしたら、もったいないことだ」と話した。

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