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阪堺電車の最古車両、新天地は保育園 マナー教育活用に期待し譲渡

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阪堺電車の最古車両、新天地は保育園 マナー教育活用に期待し譲渡

 新車両の導入により、同社が保有する10両のうち3両が平成22~25年に引退した。同社は「解体はしのびない」として車両の保存と約300万円の輸送費の負担を条件に譲渡先を募集。15の企業・団体から応募があり、めぐむ保育園などが引き取ることが決まった。

 地元の人にとってモ161形はなじみ深い。昭和55年に路面電車の南海平野線が廃止されるまで同園近くを走行していたからだ。鉄道ファンという岡田園長は「私も通勤で利用したので感慨深い。貴重な車両を残すことに貢献できれば、と手を挙げた」と話す。

園児の遊び場に

 同園ではすでに園児の遊び場として開放している。岡田園長は「靴のまま座席の上に乗ったり、寝転んだりする子供もいる」として、マナーを教える場としても活用する考えだ。

 阪堺電気軌道の担当者は「整備を続けてきた車両なので、ゆかりのある保育園に引き取ってもらえてうれしい。長く愛される存在として活躍してほしい」と話している。

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