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婚姻届もご当地モノ…「地元愛を育んで」 鹿や興福寺五重塔のイラスト、くまモンとオリジナル・デザイン 奈良などの自治体が定住狙う

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婚姻届もご当地モノ…「地元愛を育んで」 鹿や興福寺五重塔のイラスト、くまモンとオリジナル・デザイン 奈良などの自治体が定住狙う

ご当地婚姻届(リクルートマーケティングパートナーズ提供写真を複写)

 婚姻届にもこだわりを-。地域ごとにデザインが異なる“ご当地婚姻届”が登場し、話題を集めている。地域の風景やキャラクターなどをモチーフにすることで、結婚後もその土地への愛着を持ってもらうのが狙いだ。これまでに9つの自治体が作成。10月に関西の府県として初めて作成した奈良県の担当者は「奈良への旅行や定住、移住につながれば」と期待している。(有川真理)

 婚姻届を単なる書類から特別な1枚に“変身”させるご当地婚姻届。今年7月、結婚情報誌「ゼクシィ」を発行するリクルートマーケティングパートナーズ(東京)と各自治体のコラボ企画で始まった。婚姻届は住所地や本籍地に限らずどこでも提出できるため、地元カップルだけでなく、提出のためその土地へ旅行するカップルも増える可能性があるという。

 そもそものきっかけは、昨年12月発行の「ゼクシィ」に付録で付いたオリジナル婚姻届。ピンク色のロマンチックな婚姻届は爆発的な人気となり、平成5年の創刊以来最高の売り上げ部数を記録したという。

 担当者によると、購入者からは「婚姻届に色を加えていいとは知らなかった」との声も。反響の大きさから「婚姻届にもこだわりたいというカップルが多いことが分かった」と驚く。

 そこで、企画に賛同した各自治体とデザインなどを話し合い、オリジナルの婚姻届づくりをスタート。デザインは「ハッピー感とその土地らしさ」(担当者)を重視し、それぞれ工夫を凝らした。

 奈良県バージョンでは、「神の使い」とされる鹿と国宝の興福寺五重塔のイラストをちりばめた。熊本県はハートを抱きしめた「くまモン」と、日本一の生産量を誇るトマトがハート形で並ぶ。静岡市では富士山とお茶の葉で「末広がり」をイメージした。

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