産経WEST

「無断で写真から絵画制作は著作権侵害」日本画家の黒川さんが日展元評議員を提訴 

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


「無断で写真から絵画制作は著作権侵害」日本画家の黒川さんが日展元評議員を提訴 

 日本画を制作するため撮影した舞妓(まいこ)の写真を無断利用され、著作権を侵害されたとして、画家の黒川雅子さん(64)=大阪府羽曳野市=が31日、日展の元評議員で画家の60代男性に約2千万円の損害賠償などを求める訴訟を大阪地裁に起こした。

 訴状によると、黒川さんは平成23年、画家仲間らと開いた写生会で舞妓の写真を撮影。一部を知人の画家に参考資料として渡した。元評議員は25年、この画家から写真を譲渡され、舞妓のポーズや着物の色柄が酷似した日本画を制作した。

 黒川さんは提訴後に記者会見し、「撮影者の承諾なしに写真そっくりの絵画を制作することは芸術家にあるまじき行為だ」と主張。元評議員の代理人弁護士は「写生会での写真はもともと著作物ではなく、原告には著作権が成立しない」などとする見解を発表した。

「産経WEST」のランキング