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【関西の議論】迷走する「でんでんタウン」 サブカル・風俗・免税・ビジネスホテルが進出…“顔のない街”に

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【関西の議論】
迷走する「でんでんタウン」 サブカル・風俗・免税・ビジネスホテルが進出…“顔のない街”に

サブカルチャーに関する店が目立つ日本橋のオタロード

 「でんでんタウン」と呼ばれ、かつては関西有数の電気街として栄えた大阪・日本橋が大きく様変わりしている。家電やパソコンを販売した大型総合電気店が姿を消し、アニメ専門店やメイド喫茶が並ぶサブカルチャーの街に変貌したかと思えば、最近は免税店や風俗まがいの店が進出。ビジネスホテルも計画され、はっきりした街のカラーがなくなったともいわれる。東京・秋葉原が電気街とサブカル街がうまく融合し、世界中から観光客を集めるのとは対照的で、にぎわいが薄れ、地元関係者も街の将来の方向性が見いだせずにいる。

10年も更地だった場所にホテルが

 日本橋の最近の変化を象徴するのが、ビジネスホテル大手「東横イン」(東京)の進出だ。日本橋は電気各店のビルがひしめき、買い物の街というイメージも強かったため、大きなホテルなどはなかった。しかし街の変化に伴い、繁華街の難波や天王寺にも近く、地下鉄など交通の便のよい立地が見直されたようだ。

 ホテルは、平成17年に経営破綻し、その後に廃業した大手家電店「ニノミヤ」日本橋本店(大阪市浪速区)の跡地(敷地面積約675平方メートル)に建設予定。でんでんタウンの中心に当たる場所だが、リーマン・ショックなどの影響もあって10年近くも更地状態で放置され、街の衰退を象徴する場所となっていた。

 同社によると、ホテルは13階建てで、「当初は来春オープンとしていたが、工事計画が延びて来年中のオープンを目標にしている」(広報部)。地元関係者によると、1階部分に宿泊客だけでなく一般客も利用できるレストランを開設するよう要請しており、ホテル側も前向きに検討しているという。

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