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【岡田敏一のエンタメよもやま話】大人気iPhone6が象徴“アップル帝国の没落” 製造工場で白血病、U2の新アルバム無償配信に「誰?ウイルス?迷惑だ!」

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【岡田敏一のエンタメよもやま話】
大人気iPhone6が象徴“アップル帝国の没落” 製造工場で白血病、U2の新アルバム無償配信に「誰?ウイルス?迷惑だ!」

 米アップルが全世界で19日に発売した新型のスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)6」と「6プラス」の人気が過熱しています。

 米アップルは15日、この新型2機種の予約数が、12日の受け付け開始後から24時間で計400万台を突破し、歴代のアイフォーンで過去最多となったと発表しました。

 これまでの最多は約1年前に発売したアイフォーンの「5s」と「5c」。発売3日間で約900万台となり、過去最多を記録したそうです。アップルでは、あまりの人気ぶりに出荷が追い付かず、予約した顧客の多くは発売日(19日)に手にすることは難しく、10月以降にずれ込む可能性があると説明しています。

 さらにアップルでは、現地時間の9日に本社がある米クパチーノで、この新型アイフォーンや腕時計型端末「Apple Watch(アップルウォッチ)」といった新製品の発表会を行いましたが、その席上、アイルランドの超大物ロックバンド、U2の最新アルバム「ソングズ・オブ・イノセンス」を自社の音楽再生・管理ソフト「iTunes(アイチューンズ)」の利用者に向け、ただちに世界119カ国の5億人に無料で先行配布すると発表しました。無料配布は10月13日までですが、アップルにとってもU2にとっても、一連の話題作りとしては大成功でしょう。

 ところがここにきて、アップルにとってはこうした自社にとってポジティブで華やかな話題が一気にしぼむような出来事が頻発したのです。今回は、そのお話についてご紹介いたします。

 9月13日付英紙デーリー・メール(電子版)が伝えていますが、台湾に本社がある世界最大のEMS(電子機器の受託製造サービス)会社「フォックスコン・テクノロジー・グループ」(富士康科技集団)で最大規模を誇る中国・広東省深●(=土へんに川)(しんせん)にあるアイフォーン製造工場で、2010年以降、19歳~24歳の従業員13人が白血病にかかり、うち5人が死亡したと伝えたのです。

 デーリー・メールは、白血病にかかる人は世界的には10万人に3人の割合だが、ほとんどは子供か高齢者で、こうした若者が血液のがんにかかるのは稀(まれ)であると説明しています。

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