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太陽の塔、復元する「生命の樹」に強烈なインパクト 平成28年度末の内部公開で 万博当時の交響曲をBGMに 

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太陽の塔、復元する「生命の樹」に強烈なインパクト 平成28年度末の内部公開で 万博当時の交響曲をBGMに 

        太陽の塔

 万博記念公園(大阪府吹田市)で府が平成28年度末に計画している「太陽の塔」の内部公開の概要が判明した。昭和45年の大阪万博当時、塔内部で展示された「生命の樹」や「地底の太陽」がお目見えするほか、万博のために作曲された交響曲をBGMとして流し、当時の雰囲気をそのまま現代によみがえらせる。

 太陽の塔は芸術家、岡本太郎の代表作。内部には単細胞生物から人類誕生までの生命の進化を表現する高さ41メートルの作品「生命の樹」があり、樹上に展示されていた恐竜や哺乳類などの模型約300体のうち約180体を修復・新調する。

 地底の太陽は塔の地下にあり、人間の心の根源を意味する直径3メートルの顔を中心とした全長13メートルの作品。万博後に行方不明になったため「幻の顔」とも呼ばれていたが、世界各国で収集した仮面や神像と併せて展示し、当時を再現する。

 また、前衛的な現代音楽家としても知られた黛(まゆずみ)敏郎が万博のために作曲した交響曲「生命の讃(さん)歌(か)」を当時と同様に塔内のBGMとして流す。レコードが一般販売されておらず、会場でしか聞くことができなかった貴重な音源という。

 塔内には、地下から生命の樹の先端部分まで見学できるらせん階段やエレベーターのほか、万博グッズを販売するミュージアムショップも設置。入館料は800円程度にする方針だ。

 太陽の塔の耐震工事と内部の改修費用は合わせて約9億円。府はそのうちの1億円を、生まれ故郷などに寄付すると税金が軽減される「ふるさと納税」や、インターネット上で小口資金を募る「クラウドファンディング」で集める。納税者のために名前入りプレートを塔に設置したり、万博グッズを贈呈したりすることも検討している。

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