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【駅グルメ探検隊】阪神・西宮駅 中華ひるね

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【駅グルメ探検隊】
阪神・西宮駅 中華ひるね

特大、肉厚の焼ぶた、大食漢も“えびす顔”に

 阪神西宮駅から歩いて5分弱、「えべっさん」の総本社、西宮神社の真ん前に、人目を引く看板の店がある。「中華ひるね」。

 「ひるね」の3文字が横倒しになっている。店主、七里(ひちり)孝一さん(76)の長女で店を切り盛りする弓さん(43)は「お子さんがこれを見て『字が寝てるわ』と笑うんですよ」と話す。看板を写真に収める人も多いという。

 少しややこしいが、店は1階が中華、2階が洋食になっていて、しかもその1階の店は昼と夜とでは店の名が変わる。昼間は定食中心の「定食ひるま」で、店長は弓さんのイスラエル人の夫、モティー・マヨさん(35)。単品中心の夜の部「中華ひるね」は、孝一さんが店長だという。夜なのに“昼寝”?

 「昼の間は私たち夫婦が店をやって、その間、寝ている父が店長だから『昼寝』なんです」

 それはともかく、この店の売りは「安い」「量がある」「まあまあおいしい」だ。「まあまあ」はもちろん謙遜として、ボリュームが半端ではない。たとえば月に1トン以上出るという名物焼ぶた(単品500円)。大きいだけでなく厚さが6~7ミリもあり、これが5枚ほどある。軽くかむだけでサクッと裂ける柔らかさ。味はほどよい甘辛で、ご飯が進む。

 ご飯とスープと漬物とのセット(750円)だけで普通の人なら満腹だが、大食漢にはこんな“裏技”も。「2階の『食堂せかい』のセットはご飯のおかわりが自由なんです。たとえば、ロースカツセット(小で250グラム! 600円)を注文して1階に持ち込んで、さらに焼ぶたの単品を注文する、という方もいらっしゃいます」

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