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児童虐待初の7万件超えで過去最多 都道府県別は…大阪が1位に 平成25年度児相対応

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児童虐待初の7万件超えで過去最多 都道府県別は…大阪が1位に 平成25年度児相対応

 全国の児童相談所(児相)が平成25年度に対応した児童虐待の件数(速報値)は前年度比10・6%増の7万3765件で、過去最多を更新したことが4日、厚生労働省のまとめで分かった。調査を開始した2年度から23年連続で増加を続け、7万件を初めて超えた。都道府県別では、大阪の1万716件(前年度比841件増)が全国最多となった。

 厚労省は増加の原因について、虐待が依然として減らないことに加え、「社会的な関心の高まりや警察との連携が進み、通報で発覚するケースが増えたため」と分析。水面下で虐待が進行し、児童が死に至ることがないよう今後も対策を進めるとしている。

 調査では全国207カ所の児相に寄せられた通報や相談のうち、児相が虐待の疑いが強いと判断し、親への指導や施設入所などの対応を行ったケースを集計した。都道府県別では、大阪に続いて、神奈川9803件(同1479件増)▽東京5414件(同626件増)▽千葉5374件(同598件増)▽埼玉5133件(同280件増)-の順。

 厚労省によると、虐待通報は昨年4月、横浜市の雑木林で6歳女児の遺体が見つかった事件をきっかけに増加。また、虐待を受けた子供のきょうだいや、ドメスティックバイオレンス(DV)を目撃した子供についても「心理的虐待」があったと認定する動きが広がっていることも、対応件数の増加につながったとみられる。

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