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【駅グルメ探検隊】阪堺線・御陵前停留所 鉄板居酒屋「高見」

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【駅グルメ探検隊】
阪堺線・御陵前停留所 鉄板居酒屋「高見」

懐かしい息吹が残る町並み 逸品揃い早業鉄板焼き

 阪堺線・御陵前停留所で降りる。チンチン電車のある風景は、それだけで郷愁を誘われるが、このあたりは昭和の高度成長期を思わせる無機質な建物群と、古い町並みが混在していて、不思議な感覚にとらわれる。近くには有名な巨大古墳・仁徳天皇陵もある。

 鉄板居酒屋「高見」は、自由都市・堺の名残、環濠に沿って5分ほど歩いたところにある。堺にはおもしろい店がたくさんあるが、方々に散らばっていて、しかも町に溶け込んで目立たない。「高見」もそんな店のひとつだ。

 基本は肉、魚介類、野菜などの鉄板焼きだが、「材料さえあれば何でも作ります」と店主の高見晃一さん(36)。中華料理、鍋料理、子供も好きなパスタ、グラタン、オムライス…と常時約100種のメニューを提供している。

 調理専門学校で日本料理を学び、有名ホテルの鉄板焼き店などで修業、堺市内の居酒屋店長を6年務めた後、平成18年にこの店をオープンした。「お客さんとワイワイいいながら自分も楽しむ。そんなアットホームな店にしたいと思いました」

 客が喜ぶメニューの一つが、鉄板で作るだし巻き(380円)。鉄板にだしでといた卵を流し、ガチャガチャと手際よくコテをさばき、「はい、お待ち!」。わずか10秒弱の早業。オムレツのようなふんわり卵は舌の上でとろけ、だしの味も上品。

 変わっているのが、焼きラーメン(680円)。見た目は普通の「焼きそば」だが、食べてみると確かにラーメンの味が。作るのが1分なら食べるのも1分。思わず「おかわり」と言いたくなる。

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