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【衝撃事件の核心】「性行為ライブ」じっと監視していた京都府警「突入!」、最中の逮捕劇全貌…女性42人を出演させ、3000万円売り上げた「帽子君」は摘発された

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【衝撃事件の核心】
「性行為ライブ」じっと監視していた京都府警「突入!」、最中の逮捕劇全貌…女性42人を出演させ、3000万円売り上げた「帽子君」は摘発された

性行為のライブ動画を配信していた「帽子君」が配信予定などを掲載していたホームページ。京都府警が現場に踏み込み、公然わいせつ容疑などで現行犯逮捕された日には「諸事情で写真は当面無しです」となっていた(画像を一部処理しています)

 捜査員がその現場に踏み込んだ直後、カメラの回線が引き抜かれたのか、動画サイトのライブ映像は突然途切れたという。

 動画投稿サイト「FC2」のライブ配信サービスで、性行為の映像を配信したとして、京都府警は、公然わいせつなどの疑いで大阪市北区豊崎の自称ライブチャット配信業の男(31)を逮捕した。インターネット上で「帽子君」を名乗り、その業界では知られた存在だった。性行為の配信を有料とし、半年余りで3千万円もの売り上げを得ていたが、待っていたのは、性行為のライブ配信中に捜査員に踏み込まれて現行犯逮捕されるという全国初、前代未聞の逮捕劇だった。

1分50円、半年で3千万円

 捜査関係者によると、男が性行為の配信を始めたのは、平成25年7月ごろのことだ。自宅マンションに、カメラを設置した撮影用の部屋を複数用意し、配信の準備を整えた。

 男が使ったFC2のライブ配信サービスは、会員なら誰でも配信が可能。無料でも有料でも配信ができ、配信中に無料配信と有料配信を切り替える機能もある。

 利用者が有料配信を視聴するには、事前に1ポイント=1円で購入した専用ポイントで料金を支払い、配信者は、自身の配信に対して支払われたポイントを現金振り込みなどで受け取ることができる。

 男はまず、風俗求人誌などで勧誘した相手役の女性との雑談を配信。ここまでは無料だ。ひとしきり雑談を終えると、有料配信に切り替えることと、その日の料金を告げ、性行為の配信を始めていた。

 ライブ配信のため、モザイク処理などは一切なし。もちろん違法だが、過激な動画はネット上で注目を集め、26年2~4月、入金額が1千万円を超えるなど、25年12月~26年6月の振込額は3070万円に上った。

 現行犯逮捕された6月3日夜の有料配信は、1分間50ポイント(円)だった。まず、いつものように雑談を無料で配信し始め、午後10時から有料配信に切り替えた。

 当日の有料配信の視聴者は15人前後。その中に、撮影現場付近で待機する京都府警の捜査員が含まれていた。

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