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【大阪から世界を読む】韓国「反日英雄像」が手にしているのは「日本刀」と判明、「撤去せよ」と大騒ぎ…「これは降伏のポーズ」の指摘も、笑えぬ韓国「時代考証」の杜撰さ

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【大阪から世界を読む】
韓国「反日英雄像」が手にしているのは「日本刀」と判明、「撤去せよ」と大騒ぎ…「これは降伏のポーズ」の指摘も、笑えぬ韓国「時代考証」の杜撰さ

 韓国で「抗日」の象徴として英雄視される李氏朝鮮の将軍、李舜臣(イ・スンシン)(1545~98年)の銅像が日本刀を持っている-と韓国内でクレームがつき、撤去や改修の声が上がる騒ぎとなっている。李舜臣は豊臣秀吉が朝鮮に出兵した文禄・慶長の役(1592~98年)で朝鮮水軍を率いて戦ったことで知られ、ソウルの目抜き通りや国会議事堂をはじめ、各地に銅像が立つ。そのいずれもが日本刀ばかりか、中国の甲冑を身につけているとして問題視されているのだ。「反日」が吹き荒れる韓国で民族の英雄が日本製の武器を身につけていては確かに格好がつかないだろうが、騒動の根底にあるのは韓国の時代考証やもの作りのいい加減さともいえそうだ。

(岡田敏彦)

「日本を撃破!」は嘘…停戦を無視し、返り討ち死

 李舜臣は文禄・慶長の役で朝鮮水軍を率い、日本相手に「23戦23勝」の“戦果”をあげた英雄とされ、豊臣軍の海上補給路を断って苦しめた功績が伝えられている。

 ただ、これらの戦果は誇張されたもので、残された資料によると、李舜臣はゲリラ的に奇襲して日本の輸送船をいくつか沈めたものの、日本側が立て直した後は撤退続き。最後は、明軍と停戦合意して引き揚げる豊臣軍に対し、停戦を無視して攻撃をしかけたあげく返り討ちに遭って死亡したとされる。

 しかし、明治維新後に朝鮮が日本の統治下に置かれる過程で研究者により再評価され、日本を撃退した英雄として、その後、韓国内で多くの銅像が立てられた。ところが、そのデザインが最近、問題視されているのだ。

 銅像はいずれも立てた刀を持ち、膝まで届く長い鎧(よろい)を着て立っている。この刀が、朝鮮伝統のものより長く、「日本刀じゃないのか」との批判が噴出。さらに鎧も中国の装身具のようで、「刀は日本刀、鎧は中国風」といわれるようになった。

衝撃の笑撃…英雄像、実は「クズ鉄」、重厚な青銅も嘘だった

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