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よみがえる弥生の風景、唐古・鍵遺跡史跡公園 29年度完成へ 奈良・田原本町

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よみがえる弥生の風景、唐古・鍵遺跡史跡公園 29年度完成へ 奈良・田原本町

 奈良県田原本町が、国史跡「唐古(からこ)・鍵(かぎ)遺跡」(弥生時代)で史跡公園整備を進めている。遺構展示館や広場などを設けるほか、発掘調査で出土した環濠(かんごう)や森を復元し、「弥生の風景」をよみがえらせる。完成は平成29年度を予定している。

 唐古・鍵遺跡は町北部に位置する弥生時代を代表する集落跡。環濠に囲まれ、全体の広さは約42万平方メートル。町教委による発掘調査で建物跡のほか、土器や木製品など膨大な量の遺物が出土している。

 唐古池周辺の中心部約10万平方メートルは平成11年、国史跡に指定。町は公有化をはかるとともに、有識者による整備委員会を組織し、平成21年度から史跡公園整備を進めている。

 整備計画では、遺構を保護するための盛り土を行ったあと、唐古池の東側に発掘調査で見つかった環濠(幅4~8メートル)を復元。コナラやクヌギ、ヤマモモ、シラカシなどの樹木を植えて、当時の植生もよみがえらせる。散策路周辺にはノシバも植える。

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