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【精神科女医のつぶやき】片田珠美(87)小保方氏はニュートンか? STAP細胞と錬金術

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【精神科女医のつぶやき】
片田珠美(87)小保方氏はニュートンか? STAP細胞と錬金術

 STAP細胞の小保方晴子氏は「空想虚言症」ではないか、と私が某週刊誌で発言したところ、ある漫画家の方からネット上で反発を受けた。ちなみに、この方はその週刊誌で、「絶対的に『オボちゃん』を擁護する有名オジサマ方の言い分」を熱く語っておられた。

 「空想虚言症」は病気というよりは、むしろ癖というか性格傾向であって、自分を実際以上に大きく見せかけて注目や称賛を浴びたい、つまり自己顕示欲の強いタイプに多い。最初に割烹着で登場したときも、涙の記者会見のときも、小保方氏の自己演出力には舌を巻いたが、これは強い自己顕示欲ゆえだろう。

 小保方氏が「空想虚言症」である可能性を私が指摘したのは、「STAP細胞はあります」「200回以上作製に成功している」などと主張しながら、明白な新証拠の提出がなく、再現性も確認されていないからである。

 「空想虚言症」の方は思いこみが強く、空想と現実の区別がつかなくなっており、自分の願望を投影した空想を細部にまでわたって、いかにも本当らしく物語る。京都大学の山中伸弥教授のノーベル賞受賞が決まった直後に「iPS細胞の臨床応用に成功した」と発表した森口尚史氏のときもそうだったが、本人が信じこんでいるだけにやましさがなく、聞き手のほうもだまされやすい。

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