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【関西の議論】「歩きスマホ」に罰金が科される日…ホーム・階段転落など重大事故頻発、ネット世論は8割が「規制必要」

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【関西の議論】
「歩きスマホ」に罰金が科される日…ホーム・階段転落など重大事故頻発、ネット世論は8割が「規制必要」

 経験があるとした人に、「歩きスマホ」で主に何をしているか尋ねたところ、「SNS」34・3%、「メール」29・5%、「インターネット」23・7%、で、大半がコミュニケーションに使っていた。

 ヤフー、リビジェンの調査とも実施したのは昨年だが、「歩きスマホ」が減る気配はなく、身近で、毎日目にする光景となった。

3300人もが…駅では「隠れスマホ転落」も

 スマートフォンが国内で普及したのは、ここ数年だ。東京消防庁が、平成22年から25年まで、島などを除く都内で、スマホや携帯電話の関連事故をまとめたところ、この4年間で122人が救急搬送され、うち1人は死亡している。

 まとめによると、83・6%の102人は軽症だったが、16人は入院が必要な「中等症」、3人は生命の危機が強いと認められる「重症」だった。死亡した1人は、歩きながら携帯電話を見ていた男性で、警報機が鳴っているときに踏切内に入り電車にはねられたという。

 ほかにも、携帯電話を操作していて階段から転落▽携帯操作中に側溝に落ちた▽歩行中携帯電話を見ていたら額がドアにぶつかった-などにより、けがをしたケースが報告されている。中でも「歩きスマホ」を駅ホームで行うとかなり危険だ。線路に転落すれば電車にはねられる恐れがあるためだ。

 東京消防庁によると、昨年5月、東京のJR四ツ谷で、10歳男児が携帯電話を操作しながら歩いていたところ、線路上に誤って転落し負傷した。電車との接触はなかったが、直後に電車が進入したという。

 関西でも同様に携帯電話に絡む事故が報告されている。

 大阪市交通局によると、昨年10月、市営地下鉄御堂筋線淀屋橋駅で、18歳の男性が携帯電話を操作していてホームから線路に転落し額などから出血した。同年6月には、御堂筋線長居駅で、49歳女性が携帯電話を使用中、ホームから線路に誤って転落し、頭から出血した。

 国土交通省によると、平成24年度に駅のホームから転落した人は全国で3271人。うち酒に酔っていた「酔客」が57・1%の1867人だと最も多く、「スマホ・携帯電話使用中」という項目は0・6%の19人しかいない。ただ「その他、不明」は36・2%の1185人にのぼる。

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