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【岡田敏一のエンタメよもやま話】あのディズニーが同性愛を認めた?…「アナと雪の女王」驚異的ヒットの理由は「創造的破壊=異形の愛」、日本アニメは勝てない

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【岡田敏一のエンタメよもやま話】
あのディズニーが同性愛を認めた?…「アナと雪の女王」驚異的ヒットの理由は「創造的破壊=異形の愛」、日本アニメは勝てない

 さて、今週の本コラムは久々となるエンターテインメントの王道、ハリウッド映画のお話です。

 いま、世界のエンタメ業界の話題を独占しているのがディズニーの3次元アニメ映画「アナと雪の女王」(監督=クリス・バック、ジェニファー・リー)です。欧米各国では社会現象化する異常人気となっています。

日本100億円…米ではビデオも最多、初日320万本

 米国など欧米主要各国では昨年11月、日本では3月14に公開されましたが、米映画興行収入分析サイト、ボックスオフィスモジョによると、米国を含む全世界での興行収入は約11億1200万ドル(約1130億円)を稼ぎ、ハリウッド映画の歴代興行収入ランキングで8位とベスト10入りを果たしました。

 ちなみにこの歴代興収ランキング、1位は3Dアニメの「アバター」(2009年)で約27億8200万ドル(約2823億円)ですが、「アナ-」よりひとつ上の7位が「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(03年)で約11億1900万ドル(約1135億円)、6位が「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」で約11億2300万ドル(約1139億円)、5位が「アイアンマン3」(13年)で約12億1500万ドル(約1233億円)と、いずれも僅差であるうえ、「アナ-」人気は全く衰えを見せていないため、これら3作を抜き去り、このランキングのトップ5入りするのも時間の問題と思われます。さきのアカデミー賞でも長編アニメ映画賞を受賞しており、その効果の後押しも続いていますしね。

 さらにこの作品、内容がミュージカル仕立てで、劇中曲も素晴らしいとあって、映画の公開に合わせて昨年11月に発売されたサウンドトラック盤のCDも4月19日付全米ヒットチャート(ビルボード誌調べ)で9週連続の1位を記録(売上累計は190万枚!)。「ライオンキング」のサントラの10週を超え、歴代最長になるのも時間の問題でしょう。

 ロック音楽やポップスを押しのけ、映画のサントラがこのチャートで1位に居座るのは極めて珍しいことです。

 また、米国では3月18日に早くもDVDとブルーレイが発売されたのですが、初日だけで何と計320万セットを販売。ここ10年での最多売り上げを記録しました。いまだに品薄状態が続くお店もあるといいます。

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