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【駅グルメ探検隊】大阪市営地下鉄・恵美須町駅 美味卯

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【駅グルメ探検隊】
大阪市営地下鉄・恵美須町駅 美味卯

やみつき、究極の卵かけご飯

 卵かけご飯。貧乏学生時代、随分とお世話になったものだ。あつあつのご飯に生卵としょうゆをかけるだけと超シンプルで、料理の腕などまったく必要ない。だが、変に手間暇かける料理よりよほどうまく、今でも好んで食べる。

 ただ、やはり“究極”というものはあるものだ。卵、米、しょうゆ、水の材料にこだわる「卵かけご飯専門店」が“オタクの街”、大阪の日本橋・恵美須町界隈にあると聞き、突撃した。

 場違いなオヤジ2人を、呼び込みのメイド服姿の若い女性がビラを渡そうともせず、怪しげな目で見ている。そんな視線から逃れるように、足早に「美味卯(びみう)」を目指す。あった。予想していた大衆食堂風ではなく、こじゃれたバーかカフェのような店構えだ。

 「いらっしゃいませ~」と明るく迎えてくれた店主の梅田梨江子さん(27)は、それっぽい服を着たら、たった今見てきたメイドさんではないかと思えそうな、かわいらしいお嬢さん。なぜ、卵かけご飯の専門店を?

 「実は私、卵かけご飯が大嫌いだったんですよ」。知人が事業用に借りた倉庫で店を開いたのは約4年前。最初はフグ料理店かバーをやろうと思っていたが、たまたま大分県産の「蘭王」というブランドの卵をご飯にかけて食べる機会があり、「あ、私でも食べられるやん」と感動したという。

 「それまでおいしい卵を食べたことがなかっただけで、食わず嫌いだったんですね」

 どうしても卵かけご飯を食べられなかった梅田さんが「おいしい」というのだから、うまくないはずがない。蘭王とご飯、みそ汁、香の物のランチセット(390円)を注文する。

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