産経WEST

【駅グルメ探検隊】阪神・福島駅 「パーラー184」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【駅グルメ探検隊】
阪神・福島駅 「パーラー184」

ほんのり利く苦み新鮮 イワシ料理の魅力発見

 阪神とJRの福島駅周辺には、おもしろい店が多い。おやじには、数少ないなじみの店をぐるぐるローテーションする傾向があるが、時間がある人には“冒険”することをお薦めする。

 今回、おやじ2人が見つけたのは、国道2号から少し入ったところにある「パーラー184」。甘味喫茶ではない。「184」は「鰯(イワシ)」と読む。イタリア料理をベースにしたイワシ料理が売り物の居酒屋だ。

 名物は「鰯サンド」。店主の渋谷聡さん(33)は「お客さんから『持ち帰りできるもの、なんか作ってよ』といわれまして…」と話す。そのリクエスト内容は、手軽につまめて、腹にたまって、冷めてもうまい…というけっこうわがままなものだったそうだが、「以前から鰯をサンドイッチにしたらおいしいのではと思っていたので、割とすぐにできました」。

 トーストの間にタルタルソース、バター、マスタードをまぶした鰯フライと大葉を挟む、というシンプルな料理だが、淡泊なツナでは味わえない鰯の苦みがほんのり利いていて新鮮だ。

 渋谷さんは広島出身。福岡の大学に進学したが、アルバイト先の料理屋で「飲食店の面白さ」に目覚め、1年で中退。修業のため大阪へ。知人が始めたイタリア料理店で7年ほど働き、平成24年7月、この店をオープンした。

 イタリアンベースで何か特徴があるものを-と考えたところ、浮かんだのが鰯料理。「年中手に入って値段も手頃、料理のバリエーションも広い。千葉や北海道、大阪…と、とれる場所によっても、また季節によっても味が違う。格闘のしがいのある食材です」

続きを読む

「産経WEST」のランキング