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通学路、生活道路に秘策あり 「ゾーン30」効果てきめん!速度下がった! 京都府警八幡署

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通学路、生活道路に秘策あり 「ゾーン30」効果てきめん!速度下がった! 京都府警八幡署

 京都府警八幡署は22日、生活道路や通学路の制限速度を時速30キロに定めた管内の「ゾーン30」での交通量や速度の検証結果を発表した。昨年9月に集団登校中の児童らが暴走事故に巻き込まれた八幡小学校の南地区のゾーンでは、整備前に比べ通行する車両の平均時速が5キロ近く低下。同署は「ゾーン整備の成果。さらにドライバーに浸透させたい」としている。

 ゾーン30は、生活道路や通学路を抜け道に使う車やバイクが後を絶たないことから、指定した区域で制限速度を30キロに定めて交通安全を確保するのが目的で、警察庁が平成23年に全国の都道府県警察に整備を進めるよう通達した。

 府警では25年10月から整備を始め、京都市中京区、木津川市、精華町、与謝野町などでゾーンを整備した。今後、他の市町村にも拡大する。

 八幡署管内の八幡小学校では、25年9月、集団登校中の児童の列に乗用車が突っ込み5人が重軽傷を負う事故が起きたばかり。

 府警は事故後の同12月20日、同小学校南地区で、ゾーンを整備。同署が整備前後の同11日と今月22日の午前7時45分から30分間、交通量などを調査したところ、車とバイクを合わせた通行台数はそれぞれ36台と37台でほぼ同じだったが、平均時速は35・4キロから30・8キロに大幅に抑えられていたという。

 同署は「ゾーン整備の成果が出ている。さらにドライバーに浸透させ、事故抑止につなげたい」としている。(鈴木俊輔)

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