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学校給食におばんざい? 牛乳はお茶に…和食ブームで京都市

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学校給食におばんざい? 牛乳はお茶に…和食ブームで京都市

 和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受け、京都市教委は小学校給食の献立を和食中心に見直す方針を打ち出した。4月に「給食のあり方検討会議」を設置し、現在6割程度とされる和食の割合をさらに引き上げることを検討する。関連予算を平成26年度当初予算案に計上する。

 市教委によると、京都市の小学校給食の米飯の回数は、政令指定都市のなかでも新潟市に次いで2番目に多いとされる週4回だが、さらにパン食を減らす方針。このほか、みそ汁と漬物の毎日提供、京都の伝統的なおかずの提供ーなども検討課題としている。

 和食と味が合わない牛乳については、お茶への変更を検討。栄養価の観点から牛乳を飲む時間を変更することも視野に入れる。

 京都の料理人らで作り、和食の無形文化遺産登録の原動力にもなったNPO法人「日本料理アカデミー」(村田吉弘理事長)が、味覚を養うための給食の重要性を訴え、検討会議の設立を市教委に提案した。村田理事長は「学校で食べることが食育の基本になる」と話している。

 検討会議のメンバーには同アカデミーの会員のほか、学識経験者、学校関係者、食材の供給業者らが入る予定。4月に検討会議を立ち上げ、26年度中に方針を固め、27年度からの導入を目指す。(吉国在)

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