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【河内幻視行】楠木正成の菩提寺「観心寺」にある“夢の途中”

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【河内幻視行】
楠木正成の菩提寺「観心寺」にある“夢の途中”

 見たこともない建築物である。寺伝をよみ、納得した。正成が三重塔を建立しようとしたが、自害したため、1階部分を造ったところで工事が中止になってしまったという。「建掛」は「建てかけ」の意味であった。

 後醍醐天皇のもとで、正成が身命を賭(と)してつくろうとした建武の新政も「建てかけ」のまま終わってしまった。

(福島敏雄)

=続く

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