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ムクドリのふん害に堺市“憤慨” 助っ人は天敵のタカ

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ムクドリのふん害に堺市“憤慨” 助っ人は天敵のタカ

 市街地に集まった大量のムクドリのふん害に悩まされている堺市が、今月から天敵のタカを扱うベンチャー企業に撃退を依頼した。これまで鳥が嫌がる「忌避音」を流すなど対策を講じてきたが追い払えず、タカの力にいちるの望みをつなぐ。同様の被害は各地で深刻化しているが、この企業には依頼が相次ぎ「効果がある」と好評だ。「ムクドリに本能的に危険な場所だと認識させる」。企業の鷹匠(たかじょう)はタカを空へと解き放つ。

無数のムクドリが飛び散る

 今月11日、堺市堺区の南海堺東駅前の繁華街と市役所の間に伸びる市道「大小路シンボルロード」に、2羽のタカが舞った。「キイキイ」と騒々しい鳴き声があがる沿道のケヤキにタカが突っ込むと、無数のムクドリが空に飛び散った。

 ムクドリを追い払ったタカたちは「グリーンフィールド」(大阪市西区)の鷹匠、岡村憲一さん(52)と、同社社長の伊駒啓介さん(34)の腕に戻り、箱の中のエサをついばんだ。

 「このままムクドリがいなくなってくれたら…」。見守っていた堺市の職員は祈るようにつぶやいた。

ふん害は店内の床にまで…

 市によると、シンボルロードには平成21年ごろから、ムクドリの大群が押し寄せるようになった。夏から年末ごろまでの間に姿をあらわし、歩道のいたるところにフンを落として悪臭を漂わせる。

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