走るホテル「瑞風」ついにデビュー 出発式に葉加瀬太郎さんら出席

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大阪駅を出発する「トワイライトエクスプレス瑞風」=17日午前10時20分、JR大阪駅(門井聡撮影)

 JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」の一番列車が17日、大阪駅(大阪市北区)を出発した。ダークグリーンの「走るホテル」が近畿、中国地方の各地を巡る。

 国内の豪華寝台列車は、平成25年にJR九州が「ななつ星in九州」の運行を開始。今年5月にはJR東日本の「トランスイート四季島」がデビューしたばかりで、ツアー型の「クルーズトレイン」は競争の時代に入る。

 大阪駅での出発式には、JR西の室博・鉄道本部営業本部長や、列車のテーマ曲を作曲したバイオリニスト、葉加瀬太郎さんらが出席。室氏は「(瑞風は)地域の魅力を発信する新しい役割を持った列車。多くの皆さまに愛される列車となるようにご支援をお願いしたい」とあいさつした。

 17日に出発した一番列車は大阪駅を出発し、城崎温泉(兵庫県豊岡市)や幕末の志士ゆかりの山口県萩市などに立ち寄り、下関駅に向かう1泊2日のコースを走る。

 瑞風は10両編成で、展望車2両と客車6両、食堂車とラウンジカーが連なる。客室は1車両1室の「ザ・スイート」など全16室。定員34人で、関西や山陽、山陰の観光を楽しめる。走行中も外へ出られる展望デッキがあり、日本海や瀬戸内の風をじかに感じられる。