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ものづくりの技術、東京パラリンピックに生かせ 大田区と中小企業がバスケ用車いす開発

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ものづくりの技術、東京パラリンピックに生かせ 大田区と中小企業がバスケ用車いす開発

大田区の中小企業が開発した車いすバスケ用車椅子(鈴木美帆撮影) 大田区の中小企業が開発した車いすバスケ用車椅子(鈴木美帆撮影)

 区内企業の技術力で、キャスターは転がり抵抗の軽減と軽量化、クランプはフレームの剛性を向上させた。細かく削り出す技術で1台1台選手に合わせて調整し、「軽くて硬い感触で、転がりがよく扱いやすい」と高評価を得ている。

 同チームの大嶋義昭選手が「マシンの性能が上がると競技のレベルも上がる」というように、車椅子は重要な武器だ。橘貴啓・副キャプテンも「一つ一つこだわって作られている」と質の高さを実感している。

 車いすバスケは、障害に関わらず車椅子に乗ればプレーができるバリアフリースポーツで、体験会などへの参加や全国大会の観戦者も増えている。

 東京パラリンピックに向け大企業の参画が増えてきたが、同チームは「多くの人に参加してもらい、スポーツ文化の醸成を進めたい」として、今後も自治体や中小企業などを巻き込んでいきたいという。

 区は今回の技術を活用して、他の車椅子を使う競技や、ヘルスケア産業などの福祉分野に進出していきたいとしている。

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