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【写 2020】パラスポーツ 陸上・高桑早生 初志を貫き堂々と

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【写 2020】
パラスポーツ 陸上・高桑早生 初志を貫き堂々と

練習グラウンドは母校の慶応大。「それぞれの足は違う動きをするのでバランス感覚を大事にしています」=横浜市港北区 練習グラウンドは母校の慶応大。「それぞれの足は違う動きをするのでバランス感覚を大事にしています」=横浜市港北区

 「足には自信がある。高校に入ったら陸上をやろう!」。いつしか、その気持ちが苦しい学校生活の励みになっていた。

 初志貫徹。

 中学2年の3学期、通知表に担任の新井由美子先生が書いてくれた言葉。先生には「スポーツを頑張りたい」と相談していた。その志を忘れないようにとのメッセージ。「卒業でもないのに熱い先生ですよね。大事にしている言葉です」

 高校に入学すると迷わず陸上部の門をたたいた。初めて競技用の義足をつけると自由に動ける感覚があった。仲間も快く受け入れてくれた。「3年の大会で一緒にリレーを走れてうれしかった」と振り返る。

 高校から本格的に始めた陸上で、すぐに頭角を現した。20歳で出場したロンドンパラリンピックでは、片足切断などの障害があるクラス(T44)の100メートル、200メートルでいずれも7位。2016年リオパラリンピックは、それぞれ8位と7位だったが、100メートル予選で13秒43のアジア新記録。走り幅跳びでは5位に入った。

 「私の『初志』はパラリンピック。2020年の東京ではもう一つ飛び抜けた存在になって、ホスト国の選手として堂々と迎えたい」(写真報道局 松本健吾)

                   

 【プロフィル】高桑早生

 たかくわ・さき 1992年5月26日生まれ。25歳。埼玉県深谷市出身。東京成徳大深谷高校、慶応大卒。趣味はミュージカル、ビジュアル系バンドの鑑賞。エイベックス(本社・東京都港区)所属。

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