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【カヌー薬物混入】国内初の愚行、東京五輪のイメージに冷水

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【カヌー薬物混入】
国内初の愚行、東京五輪のイメージに冷水

記者会見で謝罪する日本カヌー連盟の古谷利彦専務理事=9日午後、東京都渋谷区の岸記念体育会館 記者会見で謝罪する日本カヌー連盟の古谷利彦専務理事=9日午後、東京都渋谷区の岸記念体育会館

 薬物の力で不正に能力を高め、好成績を求めるドーピング。鈴木康大は2020年東京五輪出場を争うライバルの小松正治に禁止薬物を摂取させ、違反者に仕立て上げるという国内初の愚行に走った。日本カヌー連盟の古谷利彦専務理事は会見で「フェアプレーとは正反対で、極めて悪質」と断じた。

 鈴木は各年代の全国大会を制し、2010年アジア大会(中国・広州)の銅メダルなど、トップ選手として活躍。リオデジャネイロ五輪出場を逃し、一度は引退したが、東京五輪を目指し復帰していた。

 連盟幹部は「現在も1000メートルの第一人者。こういうことをするやつじゃないのに…」と落胆する。古谷専務理事は「地元の五輪に出たいという焦りがあったと思う」と語る。しかし、他のライバルに対しても練習や競技で使用する道具などを盗むといった妨害行為を繰り返しており、非常に悪質だ。常習性もあったとなれば、放置してきた連盟の責任も重い。

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