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東京パラまで1000日 パラバドミントン・今井大湧 健常者大会にも出場 “二刀流”貫く新鋭

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東京パラまで1000日 パラバドミントン・今井大湧 健常者大会にも出場 “二刀流”貫く新鋭

練習に取り組む今井。20年大会での活躍も期待される=東京都江戸川区(古厩正樹撮影) 練習に取り組む今井。20年大会での活躍も期待される=東京都江戸川区(古厩正樹撮影)

 軽やかなジャンプから、重厚なスマッシュを次々とたたき込む。強気なプレーが持ち味の今井大湧(日体大)は、2020年東京パラリンピックで正式採用されたバドミントンでメダル獲得が期待される選手の一人。「自分が障害者という意識があまりない」という19歳は、健常者に交じって腕を磨きながらパラ競技の地位向上を目指している。

 仲の良かった友人の影響で、小学4年の時にバドミントンに出合った。生まれつき右の前腕に障害があり、通常両手で行うサーブの習得には苦労したが、「それさえできればあとは関係ない」。高校は地元の強豪・愛工大名電(愛知)へ進み、インターハイ出場を目標に練習に打ち込んだ。

 その頃、父から「パラバドミントン」の選手発掘事業に参加するよう提案された。初めは抵抗した。ずっと健常者とプレーしてきた意地があった。参加を決めたのは、当時顧問だった先生の一言が大きかった。「これは、お前にしかできないことなんじゃないか?」

 その言葉に妙に納得し、「一回だけなら」と高校2年の時に第1回日本障がい者バドミントン選手権大会に出場し、上肢に障害のある男子SU5クラスで優勝。その後も成長を遂げて、今月26日に閉幕した世界選手権では銅メダルを獲得し、世界ランクでも3位につけている。

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