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【東京五輪】ホームの利点生かせるか 日本選手団、未知の課題山積み

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【東京五輪】
ホームの利点生かせるか 日本選手団、未知の課題山積み

 2020年東京五輪で「ホームの利点」を生かせるか-。日本選手団が力を出せる環境整備もこれから本格化する。

 JOCの強化担当者がポイントの一つに挙げたのは、選手をサポートするスタッフを、いかに動きやすくするかだ。

東京五輪まであと1000日となり、「1000」の山車が東京・日本橋を練り歩いた=28日午後、東京都中央区(宮崎瑞穂撮影) 東京五輪まであと1000日となり、「1000」の山車が東京・日本橋を練り歩いた=28日午後、東京都中央区(宮崎瑞穂撮影)

 五輪のような国際総合大会になると、コーチなどスタッフに付与できるパスには限りがあり、選手の個人トレーナーや分析スタッフの中には練習会場や選手村に入れない者が出てくる。そのため、日本は12年ロンドン五輪以降、パスのないスタッフと選手が落ち合えるよう、選手村外に支援拠点を設けてきた。

 ただ、地元開催では海外での五輪と異なり、その人数は膨大になるはず。「彼らが練習会場に入れるよう手配できるのか。都内に宿泊するため社員寮や学生寮を借り上げる必要があるのか」など未知の課題が山積だ。

 スタッフの中には大学教員も多く、五輪前に講義を空けられる状況を作れるかも焦点となる。

 東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)の活用も調整が必要になりそうだ。普段からNTCを練習拠点にしている選手やチームは少なくないが、五輪期間(7月24日~8月9日)はパラリンピック開幕(8月25日)の直前。パラ選手も利用を希望するとみられ、プールなどは混雑が予想される。

 いずれも複数の関係団体が絡む課題だけに協調が求められる。JOCの強化担当者は「多くの人が関わる大イベントだけに、うまくコントロールする必要がある。選手を後押しできる形を整えたい」と話している。(宝田将志)

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