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【東京五輪が危ない】(中)開幕式、照明が突然消える 整備遅れの新国立…テロ標的に

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【東京五輪が危ない】
(中)開幕式、照明が突然消える 整備遅れの新国立…テロ標的に

東京五輪まで3年を迎えた新国立競技場建設現場 =23日、東京都新宿区(本社チャーターヘリから、納冨康撮影) 東京五輪まで3年を迎えた新国立競技場建設現場 =23日、東京都新宿区(本社チャーターヘリから、納冨康撮影)

 2020年7月24日午後8時、東京五輪が幕を開けた。各国・地域の選手団が華々しく入場行進する中、新国立競技場の照明が突然消えた。

 暗くなったフィールド上で選手たちは困惑し、観客席はざわついた。ほどなくして照明は点灯し、開幕式は再開されたが、混乱の様子は世界中に流れた。

 大会組織委員会は開幕式後、電力システムにサイバー攻撃があったことを公表。組織委トップの森喜朗会長は「このような事態になってしまい申し訳ない」と頭を下げた-。

                 ■ ■ ■

 これは荒唐無稽な作り話ではない。日本政府関係者が現実に起こりうると危惧しているシナリオだ。

 5年前に開かれたロンドン五輪の開幕式では、電力システムを狙ったサイバー攻撃が計画されていた。日本政府関係者によると、事前に英国の情報機関が攻撃に関する情報を入手し、組織委員会に知らせていた。結局、攻撃はなかったが、組織委は万が一に備え、攻撃を受けても停電することがないよう電力システムを切り替えていたという。

 今年5月には「ランサム(身代金)ウエア」と呼ばれるウイルスを使ったサイバー攻撃が世界中で猛威をふるった。北朝鮮のハッカー集団の関与も疑われており、サイバー攻撃の脅威は深刻さを増している。

 20年にはクルマの自動運転化が進み、サイバー攻撃の新たな標的となり得る。交通機関や大会の運営に直接打撃を与えるようなネットワーク、病院、金融などへの攻撃も排除できない。世界中の注目が集まる五輪は、“テロリスト”にとって格好の標的だ。

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