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【大相撲秋場所】進退懸ける稀勢の里、復活へ強い思い

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【大相撲秋場所】
進退懸ける稀勢の里、復活へ強い思い

阿武松部屋に出稽古し、汗を流す横綱稀勢の里関(右)=6日午前、千葉県習志野市 阿武松部屋に出稽古し、汗を流す横綱稀勢の里関(右)=6日午前、千葉県習志野市

 秋場所出場を決めた稀勢の里や周囲からは、「万全の状態」という言葉は出てこない。自身の「やれることはやった」、師匠の「よくはなってきた」といった発言の歯切れの悪さが、追い込まれての復帰であることを物語る。

 場所前の稽古は不安定だった。実力者の玉鷲を圧倒して復活を予感させた翌日には大関豪栄道に軽くひねられる。6日の出稽古では若手成長株の阿武咲(おうのしよう)に10勝4敗と大きく勝ち越したものの、立ち合いでは圧力負けする相撲が目立った。

 希望は、師匠が「相撲の形になってきた」と指摘するように、先場所前までに比べると状態が飛躍的に向上している点だ。難敵ばかりを指名しての稽古にも復活に懸ける強い思いがにじむ。心身の歯車さえかみ合えば再起の道はみえてくる。(奥山次郎)

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