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【2020年へのバトン】(上)強さと誠実さ追い求め 「東京の前哨戦」光と影

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【2020年へのバトン】
(上)強さと誠実さ追い求め 「東京の前哨戦」光と影

ジャカルタ・アジア大会のホッケー男子決勝で、シュートアウト戦を制して初優勝を決め、喜ぶ日本の選手たち=1日、ジャカルタ(共同) ジャカルタ・アジア大会のホッケー男子決勝で、シュートアウト戦を制して初優勝を決め、喜ぶ日本の選手たち=1日、ジャカルタ(共同)

 まさに大会の顔になった。競泳女子のエース、池江璃花子(ルネサンス)は史上最多6冠の快挙で最優秀選手(MVP)に選ばれた。この日、トロフィーを渡され、喜びを語った。「アイム、ソーハッピー(とても幸せ)。すてきな賞をいただけて光栄に思う」。そして2020年東京五輪に向け「長いようで短い2年。母国で最高のパフォーマンスができるよう努力していきたい」と気を引き締め直した。

 「東京の前哨戦」とされた今大会。ホッケー男女は外国人指導者を招聘(しようへい)し、史上初のアベック優勝を飾った。男女4種目に絞って強化を図ってきたフェンシングは、若手の活躍で計8個のメダルを量産。東京五輪の新種目であるスケートボードも3個の金メダルを手にした。弾みをつけた競技団体は少なくなかった。

 悔しい思いをした選手も。体操男子の谷川翔(順大)は個人総合4位、団体総合は中国に敗れ銀メダルだった。「海外選手は体の反応が良い。ただDスコア(演技価値点)を上げるのではなく、瞬発的な力を付けていくことが大事かなと思った」。勝敗とは別に“世界”との距離感をつかめたのなら収穫だ。

 支援の力を改めて認識する大会でもあった。

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