産経ニュース

【アジア大会】セーリング男子49er級 八山、古谷組が初代王者に 「いい風の中で差をつけた」

スポーツ スポーツ

記事詳細

更新

【アジア大会】
セーリング男子49er級 八山、古谷組が初代王者に 「いい風の中で差をつけた」

男子49er級で優勝し、表彰台で金メダルを手に笑顔の古谷(左)、八山組=ジャカルタ(共同) 男子49er級で優勝し、表彰台で金メダルを手に笑顔の古谷(左)、八山組=ジャカルタ(共同)

 焼けた素肌に金メダルが映えた。全長4・9メートルの細長い艇を2人で操るスピード種目、セーリング男子49er級で八山、古谷組が王者に輝いた。29日までの14レースで首位に立ち、すでに優勝が確定。この日の最終レースは体調面を考慮して出場しなかったが、古谷は「勝ててよかった。前半戦で差をつけられたのが大きかった」と納得顔だった。

 順位は6日間にかけて行われる計15レースの総合得点で決まる。2人は出艇した14レースのうち、11レースで3位以内をキープ。終盤戦も集中を切らさず、安定した成績を積み重ねた。八山は「ヨットは全体をいかにまとめられるかが勝負。前半いい風の中で差をつけ、後半もペースを崩さずにレースをできたのが大きかった」と振り返った。

 同会場で行われた6月のアジア選手権は、汚染された海水の影響で体調不良に苦しんだ。3位に入ったが「腹痛や下痢で寝られなかった」(八山)。今回は大会前から腸の働きを整える乳酸菌飲料を飲んだり、海水が口に入ったらすすぐなど対策を徹底。発熱はあったが、被害は最小限にとどめることができた。

 結成3年目の2人は勢いのあるセーリングが魅力のスピード派。欧米の強敵も参加する9月の江の島ワールドカップ(W杯)へ弾みをつけた。古谷は「W杯では少しでも食らいついていけるよう、アジア大会で培ったものを発揮できれば」と飛躍を誓った。(川峯千尋)

「スポーツ」のランキング