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【大相撲トク俵】日本相撲協会、東京五輪に合わせて特別イベント開催へ 相撲を世界にアピールする“一石二鳥”策

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【大相撲トク俵】
日本相撲協会、東京五輪に合わせて特別イベント開催へ 相撲を世界にアピールする“一石二鳥”策

【大相撲五月場所(夏場所)千秋楽】協会御挨拶でお客さんに向かって挨拶をする、日本相撲協会の八角理事長(中央)=27日午後、東京都墨田区・両国国技館 (撮影・大橋純人) 【大相撲五月場所(夏場所)千秋楽】協会御挨拶でお客さんに向かって挨拶をする、日本相撲協会の八角理事長(中央)=27日午後、東京都墨田区・両国国技館 (撮影・大橋純人)

 日本相撲協会が2020年東京五輪・パラリンピックへの協力姿勢を鮮明にした。相撲は五輪競技ではないものの、「日本の伝統、文化の神髄」と位置付ける政府の打診に応じ、東京五輪に合わせて相撲イベント開催の検討を確約した。五輪を盛り上げつつ、相撲の魅力も世界にアピールする構えだ。

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が8月2日、東京・両国国技館を訪れた鈴木俊一・五輪相とがっちり握手を交わした。鈴木五輪相は「五輪はスポーツ、文化の祭典で、相撲は世界に誇れるわが国の伝統、文化の神髄。五輪を機に相撲を世界に発信できないか」と提案すると、八角理事長が賛同。同席した尾車親方(元大関琴風)は「海外のみなさまに大相撲を見ていただけたらいい」と述べた。

 念頭に置いているイベントは「ビヨンド(beyond)場所」だ。ビヨンド場所とは日本相撲協会が16年と17年に、東京五輪・パラリンピックに向けた機運を高めようと、外国人や障害者を両国国技館に招待して開催したイベント。内容は取組や横綱土俵入りのほか、力士が子供に稽古をつける「ちびっ子相撲」、反則などをコミカルな演技を交えて紹介する「初っ切り(しょっきり)」、髪結いややぐら太鼓の実演だ。相撲の魅力を伝える地方巡業に近い内容となっている。

 また、英語表記のパンフレットを作ったほか、場内に英語対応が可能なスタッフを配置し、英字の案内看板も設置。場内放送も日本語と英語で行うなど外国人に配慮した観戦環境を整備した。点字のプログラムを用意して手話のできるスタッフも配置し、視覚・聴覚に障害のある観客も楽しめるよう工夫を凝らした。

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