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立教大相撲部初の女性主将に 「君ならできる」期待に応え、奥村百花さん

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立教大相撲部初の女性主将に 「君ならできる」期待に応え、奥村百花さん

 立教大相撲部初の女性主将、奥村百花(おくむら・ももか)さん  立教大相撲部初の女性主将、奥村百花(おくむら・ももか)さん

 立教大相撲部初の女性主将となった。自らは試合に出場せず、男子部員をまとめ上げることに徹する。6月の東日本学生相撲選手権大会。両国国技館の升席から土俵に向ける視線は真剣そのものだ。団体戦はBクラス2回戦で敗退したが、「次の大会で4強に」と目標を掲げる。

 1919年創部の伝統校。昨年秋、坂田直明監督(46)から、男子部員とともに「2人主将」に任命された。

 「自分ができるのか」と驚いたが、マネジャーとして部員を陰で支えた実績が買われた。「君ならできる」。周囲の言葉に意気を感じ、引き受けた。

 主将としての任務は多岐にわたる。団体戦はメンバーが5人必要だが、慢性的な部員不足。そのため、柔道部とレスリング部から「助っ人」を借りた。

 「必ず結果を出す」と、練習の頻度を上げることにも腐心する。

 相撲の魅力は「真剣で、ちゃらちゃらしていないところ」。埼玉県新座市の相撲場で部員と稽古に励むことも。「見た目より、体格はがっちりなんです」とはにかんだ。

 映画「シコふんじゃった。」(92年、周防正行監督)は立教大相撲部がモデルだ。弱小相撲部再建のため、女性マネジャーらが奮闘する。立教大OBの周防さんからは「リアル、『シコふんじゃった。』みたいだね」と声を掛けられた。

 「大会になると、いつも大勢のOBが駆け付ける。歴史の重みを感じ、すごい部活に入ったとしみじみ思う」と身を引き締める。大学4年生。埼玉県出身の21歳。

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