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【プロ野球】巨人・阿部、2カ月ぶり先発で決勝3ラン…次打席で「ふくらはぎつった」と自虐的エピソード明かす余裕も

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巨人・阿部、2カ月ぶり先発で決勝3ラン…次打席で「ふくらはぎつった」と自虐的エピソード明かす余裕も

お立ち台でポーズをとる巨人・阿部慎之助(左)と吉川光夫(右)=東京ドーム(撮影・荒木孝雄) お立ち台でポーズをとる巨人・阿部慎之助(左)と吉川光夫(右)=東京ドーム(撮影・荒木孝雄)

 約2カ月ぶりの先発出場を突如告げられ、巨人・阿部は「心拍数が上がった。びっくりした」という。このところ“代打の切り札”としての役回りが続いていただけに、心はざわついた。それでも打席に立つと、体は柔軟に反応してくれた。

 一回2死二、三塁。阪神・才木が投じた外角高めの直球を豪快に引っ張った。「うまく上からたたくことができた」という打球はあっという間に右翼席に到達。先制の6号3ランは結果的に決勝点になった。高橋監督は「力もあるし、さすが。勝負勘、技術はまだまだすごい」と感嘆した。

 2001年の入団後、昨季まではレギュラーだった。今季は22歳の岡本に一塁のポジションを譲り、初めて代打屋として過ごしている。試合途中からバットを振って汗をかき、終盤の勝負どころでの起用に向けて、心身ともに備える日々だ。

 この経験は先発出場でも生きた。この日は4打席回ってきたが、1打席1打席を区切って、集中力を高め、「代打のつもりでいった」。第2、3打席では四球を選び、5番打者としての役割を果たした。

 もっとも、緊張感の中で久々に長く体を動かしたせいか、「2打席目で足を上げた際にふくらはぎがつった」という。そんな自虐的なエピソードを笑って明かせるぐらい、39歳にとって充実した試合内容だった。(浜田慎太郎)

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